一年前の昨年1月に、”ほぼ月刊”に恥じない更新を年頭に当たって決意をしたようなしないような・・・・
結果から言うと、昨年も一昨年も結局8話の更新で終わってしまった。
今年は目標をグンと下げて、「最低8話更新!」とする事とした。
これは皆さんに更新数の過度な期待を与えないための私なりの心配りと考えるか、あえて低い目標値を置きながら、不意打ちを食らわすかの如くハイペースで更新をする遊び心を潜めているのかは、皆さんの判断に委ねたい。
(ただ現実に合わせただけであるが・・・)
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我が家の朝食はパン食である。
そこで欠かさず最初に口にするのは1杯のコーヒーである。
コーヒーを啜りながら朝刊に目を通す・・・
これが一日の始まりである。
こんな事を何十年もやっていると、それが当たり前となるが、振り返って考えると私はなぜコーヒーを飲むのだろうか。
これがゴーヤジュースだろうがノニ茶であろうがシークヮーサージュースであろうが、毎朝何十年も飲んでいたら何の違和感もない日常のものとなっていただろう。
(なぜ例えが全て沖縄ものなのか?)
そもそもコーヒーが美味しいと思って毎朝飲んでいるのだろうか。
もしかするとさほど好きでは無いのかもしれない。
喫茶店やレストランでも必ずコーヒーを頼むが、これは単なる削除法からきている可能性すらある。
辛党の私は、ジュース・炭酸類やココアなどを除外して行っただけの結果とも考えられる。
そこで、我が家のコーヒーを改めて味わうと、とても美味しいと思えないし、香りもあまり感じられない。
(ついに味覚も臭覚も衰えてきたのか・・・)
しかしである、先日とある所でとても美味しいコーヒーが出てきた。
コクのあるまろやかな味と芳しい香り、コーヒーとは美味しいものだと再確認をした次第である。
省みると、我が家のコーヒーは一体なんなんだろうか?
以前、コーヒーメーカーが壊れて急遽ちょっと間に合わせにホームセンターで買ってきた安物のせいか、最近特に味も香りもしないような気がする。
それなりの豆を使用してもあまり変わらない。
カミさんにいくらでかったか聞いてみると何と980円で買っきたらしい。
この金額で美味しさを求められても、コーヒーメーカー・メーカーもやってられないだろうが。
(しかも間に合わせ所か、優に7〜8年は使っている)
結局の所、思い切って買い換える事とした。
電気店の売り場に行くと、格安のコーヒーメーカーから本格的エスプレッソマシーンまで並んでいる。
その中で、「じっくり蒸らして一気に抽出、手出し風ドリップ方式」という宣伝文句に心を惹かれ、ミル付のコーヒーメーカーを8千円ほどで購入をした。
(行きつけのスナックでボトルを入れたと思えば同程度の出費であるが、随分と私なりに思い切った感覚になるのは何ゆえだろうか)
7年間使うと、8千円÷(平均1日3杯×365日×7年)で、1杯あたり約1円という計算になると納得をする。
(1杯あたりすこぶる安くない酒を歓楽街で呑んでいる事はこの際無視するが、こんな計算をコーヒー通に話せば、お叱りを受ける事は請け合いである)
さっそく家に帰っていつもの豆でコーヒーを入れてみた。
何とコーヒーの香りが部屋中に充満する。味もコクがあり深みがあるのだ。
今ある豆が無くなったら、グレードアップして自家焙煎の豆を購入してようと考えている所だ。
あと3年もしたら、ウンチクを垂れる立派なコーヒー通になっているに間違いないのである。
(我ながら、たかだかコーヒーメーカーを買い替えた位で、よくもまあ大袈裟である)