エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2006/06/30
家電リサイクル法を考える!?
 最近茶の間のテレビの調子が悪い。突然電源が切れたりする。主電源をリセットすると、何も無かったように映るのでそのまま使っている。
(突然切れる人で困る場合がたまにあるが、そんな方にも、ぜひリセットボタンを付けて欲しいと思うのである)

 結婚して23年、現在のテレビはたぶん4台目のもので、覚えちゃいないが7、8年は経っているかもしれない。
(当時は国産メーカーのそこそこの非球面のブラウン管テレビだったが、今じゃホームセンターで売っている激安テレビの方が上等かもしれない!?)

 電器店に相談をしたら、「もう寿命です!」と言われると容易に想像がつくので、躊躇している。
何しろ画像を含め他は殆ど問題が無いのである。 一部不良箇所と言えば、BS内臓チューナーが数年前にお亡くなりになったくらいで、ビデオのBSチューナーで代用して事が足りている。
それによる不都合と言えば、BSをみていると、裏番組を録画出来ない位の事である。
(テレビ大好き族の方には、十分なる故障かもしれないが・・・)

何しろ我家では、電化製品は壊れるまで使う!
      ・・・が鉄則である。
(飽きたから取り替える!なんてイケメンのもてもて君のような事はしないのである!?)

この現象が起きる頻度は、今のところ数日に一回なので、大きな問題では無いが、これが1時間おきにでもなれば、諦めもつくのだろう。
 ある番組でどこかのリサイクル屋のおっちゃんがやっていた方法を思い出した。
屋外でテレビの外側ケースを外して、ホースの流水でジャブジャブと内側の部品を洗い、十分に天日干しをするのである。
   これで結構な確率で生還するらしい。
  究極の家電リサイクル方法ではないか!?
(絶対にマネをしないで下さい”とテロップが付いていたが・・・)

そこまでするとただのケチと思われるかもしれないが、あくまでも使える物はとことん使うという”エコロジー布団屋”の精神を貫いているだけである!?

   ********************************

実は、2ヶ月ほど前だが冷蔵庫の取っ手が取れてしまった。この冷蔵庫は結婚した時に買った2ドアの冷蔵庫で実に、23年も使っており、当時購入した電化製品では唯一生存していたしろものである。
   (壊れないのだから仕方が無い・・・)

取っ手が無くなると何とも使いづらい。
そこで、一大決心?をして、知り合いの電器店にすすめられるがままに最新型を購入。
古い冷蔵庫は処分のため持って帰って貰ったが、
さすがの電器屋のおっちゃんにも、あまりの古さに驚嘆されていた。
 私は、まだ冷蔵・冷凍という本来の機能は何ともないので、心の底では”まだ使える!”と言う気持ちがあった位なのに・・・
(たとえばドアノブが壊れたからといって、車を取り替えるだろうか?   ・・・ちょっと大げさ???)

で、5千円程のリサイクル料を払って、回収されたのだが、ホームサンターで吸盤式の取っ手でも買ってきて付ければ、数百円で究極のリサイクルとなるとも思うのだが・・・
      (って諦め悪すぎ??)

さて、冷蔵室・フリザー・野菜室はもちろん、パーシャル室・製氷室など、何だかドアや引き出しだらけである。
皆さん方にとってはこれが普通なのだろうが、23年のタイムラグを埋めるには、しばらくの時間を要するのである
(いまだに何処に何が入っているか良く分からないのである)

温度も、冷蔵・冷凍はもちろん、パーシャル・チルド・熟成冷凍・急冷・パワー冷凍・・・といっぱい選べるらしい。

それから2ヶ月。カミさんにどんなふうに使っているか聞いてみたら、ただの冷凍・冷蔵の2温度しか使っていないらしい。


           UP

 これでは、やたら小分けになっただけで、昔の2ドアで十分じゃないかと思う昨今である。
(ただ自動で氷ができる製氷機能は、晩酌の水割りの時などは、すこぶる勝手が良いのである)

   ********************************

  茶の間に置いてあるインクジェット・プリンターが何とも調子悪い。
まず紙送りがデタラメになり、一度に数枚も重なって出てくるようになり、連続印刷するときは、手差しで1枚1枚入れるハメに。
 おまけに黒刷りの文書を刷ると、カラーのノズルまで黒くなり、その直後にカラー印刷をすると、全てがサイケ調なアート芸術となる。
(中には、”これがいい!”と言うお方もいるかもしれないが・・・)
 しかたがないので、インクノズルのヘッド・クリーニングを頻繁に行うことになる。

10年程前のインクジェット・プリンターは調子の悪いノズルを指定してヘッド・クリーニングを出来たが最近の物は強制的に全ノズルをクリーニングしてしまうために、1本1,260円×6色のインクが見る見る減っていくのである。
(これはプリンターメーカーの陰謀と私は確信している)

そもそも、1万円台で売っているプリンターのインクを全色買うと、平気で5千円を越えたりする。
 プリンター本体の乱売は異常な世界で、本体での利益は度外視して、インクで回収する業界構造らしい。
 本体を格安でばら撒いて、通話料で回収する携帯電話業界と通ずるものがある。
(ADSLモデムをタダでバラまいたソフトバンクも同じ理屈であるが、その孫さんがボーダフォンを買収して、今度は携帯をバラまくのである。
    余程、バラまくのがお好きらしい)

そんな事より、私のプリンターもインクを6色購入すると、割引価格で購入しても6千5百円程して、2セットまとめて買うと約1万3千円である。

先日、電器店のパソコンコーナーで新型のプリンターが1万3千円程で売られていた。
(このプリンターにも約6千円分のインクが付属しているので、本体は約7千円という事になる・・・
        そんな訳は無いのである)

で、どうしたかと言うと、インク2セット買ったつもりでプリンターを買ってしまった。
当たり前といえば当たり前だが、修理に出すより安いからこういう事になるのである。
 こうやってゴミが増えて行くのである。

プリンターは家電リサイク対象品ではないが、プリンター業界も構造的に変わって貰わないと、使い捨て型社会は一向に変わらないのである。
(実は友人に、有名なプリンターメーカーの開発者がいる。今回壊れたのはそこの製品である。今までもずっとそのメーカーである。
今回は何と!ライバルメーカーを買ってしまった。
        何しろ安かったし・・・)

   ********************************

結局、家電リサイクル法は何にも考えなかったが、この際忘れて、今回のオマケ話・・・

 先日、知り合いの男性のお客さんから孫へプレゼントする布団の件で電話が・・・

 客:「孫の布団が欲しいのだが・・・」
 私:「何のキャラクターですか?」
 客:「孫が”ブリキ屋”って言うのを欲しいって」
 私:「えっ?ブリキ屋ですか?」
 客:「そうだ”二人はブリキ屋”って言ってた」
 私:「・・・・・?」

”二人はブリキ屋”?、もの凄そうなキャラに違いない。ドリフのバカ兄弟のコントが頭に浮かんだ。
 そこで、仕入先に聞いてみたら、担当者がすぐにこう言った。
 「それ、”二人はプリキュア”じゃないですか?」

バカ兄弟とは似ても似つかぬ、二人の少女アニメキャラであった。
 


      ほぼ月刊コラム TOPページへ