”ツトム君の母さんは出べそ!”と小学校のトイレに書かれた落書きを見つけたヒサヤス君。
教室に戻ったヒサヤス君は、
「ツトム君の母さんは出べそだ!」
と叫んだがら、さぁ大騒ぎ! しかし情報源はただの落書きだと分かり、クラス中から大ブ〜イングとなりました・・・
なんて事は、小学生くらいならありそうな話だが、似たようなレベルの事が、こともあろうか国権の最高機関である国会で起きてしまった。
そう、民主党の永田議員の偽メール事件である。
(国会のある永田町で、永田議員だなんて、正に国会議員を目指すために生まれたような姓である。
と言っても全国の永田さんが国会議員を目指されたら、ややこしくてしょうが無くなるが・・・)
政権与党の足元を揺るがそうとした永田議員の大ばくち?のつもりだったのかもしれないが、まるで幼稚なイカサマがばれ、胴元に身包み剥がされ、
「どう落とし前をつけるてくれる!」と迫られている状況のようである。
(国権の中枢を極道と重ねて申し訳ございません)
2月16日の衆議院予算委員会での追求から実に約1ヶ月半が過ぎたが、永田議員の進退も未だ決まらず、ずるずると日々が過ぎ、民主党の信頼度の失墜に歯止めがかからない。
民主党は、
@偽りの防衛施設庁の入札
A偽りの耐震強度
B偽りの米国産牛肉の検査体制
C偽りだらけのライブドア
と、追求の4点セットで小泉政権にダメージを与えると豪語して通常国会に挑んだはずだが・・・
皮肉にも”偽りのメール”で自滅してしまった。
これでは民主党が目指す”政権交代”など程遠く、自民党政権は暫らく安泰と思われてもしょうがないのである。
誤りは誤りとして認め、他の追求は容赦なく進めるという手法もあるはずだが、腑抜けになってしまった所をみると、追求の4点セットは、所詮お題目だけで、中身が無かったと言われても致し方ないかもしれない。
(余興用どじょうすくい4点セットなるものがある。
タオル付ひょっとこマスク・ザル・どじょう・着物の計4点セットの内容ながら5千円でお釣がくる。
何と充実した中身ではないか!?
ちなみに姉妹品におておもやんセットもあります)
そうは言っても、健全な緊張感のある国会にするためには、野党第1党である民主党には、もっともっと頑張ってもらいたいと思うのであります。
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ソフトバンクが日本のボーダフォンを買収する事が決まった。
孫社長はまた何かやらかすとは思っていたが、この急展開を予想していた人は少なかったはずだ。
投資資金は約1.75兆円となり、1,500万人のボーダフォンユーザーを一気に獲得する事となる。
ユーザー1人あたり約12万円で買収した計算にもなる。
(あなたがボーダフォンユーザーなら、12万円で買われたのである!? 高い?安い?)
「日本の携帯電話料金は世界的にみて高い。それは大手3社の寡占で新規参入がないからだ!」
と言っていた孫社長だか、新規参入を狙う事より、シェアー第3位のボーダフォンの買収によって、一気に携帯市場に参入する道を選んだのである。
何しろ、新規参入するには全国に約1万数千箇所にアンテナ基地局を作る必要がある。
1箇所に1億円かけると、1兆円を越えるので、今回の買収額は妥当な線とも言えるかもしれない。
(1兆円規模の話をしていると、ホリエモンの30億円の自家用ジェット機なんて、めちゃくちゃ安く感じるじゃあ〜りませんか?)
yahoo!BBの超低価格攻勢で、日本のブロードバンド環境を世界一安く速いレベルにしてしまった孫社長の功績は少なく無い。
が、その超低価格路線が、ソフトバンクの経常的な赤字体質からの脱却を遅らせ、多くの有利子負債を抱える要因となっている。
そんな中での大型買収であり、正に孫社長の大ばくち?とも言えるかもしれない。
これだけの投資をすると、いくら孫さんでも一気に携帯電話料金を下げるのは、難しいのでは?とも言われてもいる。
(短期的な赤字など屁とも思っていない孫社長の事だから、大幅値下げをぜひしていただきたい。
当然他社も追随して、わたしのDoCoMoも安くなるに違いない!・・・これってやっぱり他力本願?)
ところで、次の社名はソウトバンクフォンとかyahoo!フォンになるのだろうか?
そもそもボーダフォンは、デジタルホングループとツーカーグループがデジタルツーカーとなり、その後Jフォンになり、ボーダフォンになったのである。
つまり10年以上使っているユーザーだったら、これで4回目の社名変更案内が来る事になる。
(まるで大手銀行の変遷を見ているようである。
そこで提案だが社名変更案内には、ぜひとも年表を付けて欲しい!?
・・・と思うDoCoMoユーザーである)
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USENのイケメン宇野社長(42歳)個人がフジTVが所有するライブドア株の全てを約95億円で買い取る事が発表された。
宇野社長が株を個人で引き受けた理由については「ライブドアへの調査が済んでいないため」と述べている。
(こういうのをポケットマネーで買う!とよく言うが、
95億円をポケットに入れると間違いなく歩けないと確信している)
「ライブドアのポータルサイト事業を連携させ、番組の共同開発をする・・・」というのが宇野社長が考える出資&業務提携の目的であるが、フジTVや投資家などからの損害賠償請求など多くの懸念を有するライブドア株の取得は、ある面”大ばくち”かもしれない。
(と言っても、まずは個人で95億円!っていうのも凄すぎる!・・・コンビニのおでんで、たまご1個95円は高すぎる!と思うお父さんとは、かなり違うのであります)
ちなみに”USEN”はウセンではなくユーセンと読む。(知っているでしょうが・・・)
シェア80%の”有線”放送から取った社名であるが、通信カラオケ・ブロードバンド事業をはじめ、完全無料のインターネットTV”GyaO”などIT企業として著しく躍進中の会社である。
しかも、腰が低く誠実感あふれるイケメン社長だもんだから注目度はすこぶる高いのである。
(どこかの布団屋社長とは少し?違うのである)
でしゃばりホリエモンと違って、冷静沈着な宇野社長の事であるから、着実に成果を上げると期待している一人なのです。
(それにしても、ホリエモンの拘置所内でのムダ?とも思われる最後の抵抗には、寂しさすら感ずる今日この頃であります)
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大ばくち? +α編
諸般の事情により・・・
4月9日告示、16日投票日のわが士別市市議会選挙に立起する事となりました。
次期コラムが、当選報告となるか、
はたまた・・・???