エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2009/12/11
気がつけば・・・@。
 気がつけば、7月から5ヶ月ぶりの更新である。
 地元ではご存知の方々も少なくないと思われるが、とにかく9月中頃までは、コラムの更新する時間など全くない生活に陥っていた。
   (何をやってたんでしょうか?)

 その後、少し暇が出来るかと思いきや、それまでのしわ寄せも含め、バタバタと忙しすぎる日々が続いていた。
  (と言っても、未だ進行形である)

 一体、いつになったら、このバタバタ人生から逃れられるのだろうか?
(やっと落ちついたと思った所が、冥途だった・・・とはならないように思うこの頃である)

********************************

 気がつけば、民主党中心の政権が成立していた。

 政治主導・無駄の排除・天下りの禁止・特別会計の大幅見直しなど、国民の期待も大きく、今のところ高い支持率が続いている。

 その中でも行政刷新会議の事業仕分けが注目を浴びた。
 仕分け作業が公開され、マスコミも連日大きく扱い、国民の関心度も高かった。
 正に政府 (内閣・行政府)VS 仕分け人(与党議員&民間人)の構図である。
 鳩山首相も「必殺仕分け人」と絶賛をしたが、時代劇での悪代官に政府側を当てはめて、正義の味方の仕分け人がバッサバッサと切り捨てるイメージを、鳩山首相も言いたかったのだろう。

 しかしながら落ち着いて考えてみよう。
そもそも切り捨てられる側の内閣・行政府の長は、他ならぬ総理大臣である。そんな人ごとみたいな事を言っている場合だろうか。
(次々と明らかになる鳩山首相の偽装献金疑惑への対応も、まるで人ごとである点など、ある面一貫しているのかもしれないが・・・)

 予算編成らしきものを一部公開した試みは評価されるだろう。
しかしながら予算編成といっても、削るだけの作業であり、基本的に見直し・縮減・廃止のどれかに持って行くための会議となっている。
 私が仕分け人なら、「科学技術分野はもっと増やせ!」と言うのであるが、そんな論議はそもそも想定外なのである。
 子ども手当てなどの財源捻出のために、他の予算編成作業は何を削るかのみの論議では、余りにも単純すぎるし国家の展望のかけらも感じられない。
(しかもたった1時間という単純作業である。あっと言う間の90分呑み放題と比較しても、国家の計が託される会議としては短すぎるのである)

 そもそも事業仕分けで、政府側の説明不足が理由で、たとえば科学技術立国日本の将来に関わる予算の大幅削減がわずか数人の仕分け人から言い渡されるのは、総理大臣と内閣の国家戦略が殆んど描かれていないからに他ならない。
 「何様!」「生意気!」と蓮舫議員をパッシングしてもしょうがないのである。
 蓮舫氏といえば、スーパージョッキーでビートたけしのアシスサントをやっていた頃しか私には記憶が無いが・・・
(当時、熱湯コマーシャルというコーナーがあったが、蓮舫氏は正に”民主党”の熱湯的広告塔になった事には違いない)

 気がつけば、ここ数年50兆円前後で推移してきた国の税収は、リーマンショック以降の景気悪化で、21年度の税収は37兆円ほどになりそうである。
 一方、一般会計の概算要求は94兆円に膨れ上がり、国民が注目した事業仕分けでは、約1.7兆円の削減額がやっとだった。
 この捻出した総額の内約1兆円は1回限りの基金返納によるもので、実際の事業縮減額は、行政刷新会議の提案通りに削減しても7千億円ほどにしかならない。


           UP

 マニフェスト実施に必要な巨額の新規予算捻出と、既存事業の廃止・縮小に精力を傾注するあまり、気がつけば景気は二番底に陥り更なる税収の悪化と致し方ない財政削減という負の連鎖にならないで欲しいと願うばかりである。

 気がつけば、子ども手当てはもらえたが、会社が倒産し無職になってしまった・・・
  では、意味が無いのである。

********************************

 気がつけば、日航が潰れそうである。
政府は潰さないと言っているが、事実上の倒産状態には違いは無いのである。
  (正に”沈みそうな太陽”である)

所で、何を隠そう、私は”オカマイラー”である。(オカマの仲間ではないので、お間違いなく)
 ”陸マイラー”とは、航空会社のカードを飛行機の搭乗以外でマイルを貯める人の事を言う。

 私は、数年前まで地元の小さな信販事業を行なう協同組合の専務理事をしていた。
そのころは、当然であるがその組合が発行するクレジットカードを使用していた。

 その後、クレジット企業の再編の波の中で、その組合は、中堅どころに吸収合併をして頂き、わが組合は解散となった・・・
 その後、使い出したのJALカードである。

 何しろ、15,000マイルで国内往復航空券を手に入れられるし、ショッピングにも使える。
(時期によっては12,000マイルである)

 他のカードで、15,000円分のポイントを貯た所で、飛行機には乗れない。
(ちなみに旭川⇔羽田は往復割引で71,000円である)
 時々、飛行機を利用する人には、航空会社のカードは大きな選択肢の一つである。

 ショッピングはもとより、電気代・通信費など、カード決済可能なものは全てJALカード決済としている。
(宴会幹事をして、割り勘を集めて全てJALカード払いにして、マイルは全て頂き!という事もあるが、この場合、集めた割り勘を他の呑み代に使ってしまい、決済日前に残っていないのが難点である)

 別にANAカードでも良いのだが、一番近い旭川空港で、羽田便の多いJALカードが便利という選択だったのであるが、JALの再建計画が頓挫して、破産処理による再建が選ばれると、私のマイルは一体どうしてくれるのだろうか?
(と言っても、気がつけば、私は自分のマイルで一度も飛行機に乗った事がない。
 乗るのは、全て家族ではないか・・・)

********************************

 春に送られてきた、健康診断の申込書を暇を見て記入・提出しようと思っていたが、気がつけばデスクの袖に半年以上放置状態であった。
(以前市議会で、「特定検診の受診率向上をどうするのか!」と質問をした本人がこれである)

 やっと提出して先月健診を受けてきた。
大きな検査区分が14区分あり、それぞれ
     1、異常無し
     2、基準範囲を超え
     3、要観察
     4、要治療
     5、要精密検査
     6、治療中
と6段階の結果が送付されるのだが、1が8つ、2が一つ、3が2つ、4が一つ、5が一つ、6が一つという結果であった。
 バラエティーに富んだ結果で笑ってしまった。
・・・と笑っている場合では無いかもしれないが、まだ1が8つもあると考える事にする。
 何しろ、気がつけば10月で50歳になっていたのである。


      ほぼ月刊コラム TOPページへ