4年前に、世界中で行き交っているメールの約4割が迷惑メールと言う報告があった。
あれからわずか4年、現在では約8割が迷惑メールとなっているらしい。
計算上では、このまま放置するとあと2年もすると殆どのメールが迷惑メールという事になるのだろうか。
いっその事、全部迷惑メールになってくれれば、メールチェックもいらなくなるから仕事がはかどるかもしれない。
(ネットショップオーナーの端くれである私が言うのもおかしいが・・・)
メール保存容量を大幅に超える迷惑メールが送り続けられれば、本当に必要なメールの着信すら出来なくなることも考えられる。
プロバイダーやウィルスソフトの迷惑メールの振り分け機能も完璧ではないので、必要なメールが迷惑メールフォルダに隔離される場合もある。
山のような迷惑メールの中から見つけ出す作業は、砂漠で1円玉を探すような事となり、、ITとは一体何なんだろうという事になるかもしれない。
大事なメールは確実に見つけ出してもらうために「こういうメールを送りました!」とFAXでもしておくのが賢明な時代になるかもしれない。
さて、このホームページでは、ネットショップをやっている関係上、サイト上に2つのメールアドレスを公開している。
このアドレスへの迷惑メールは年ごとに増加をしていたが、今月のある日、突如1時間に100通の勢いで迷惑メールが来るようになった。これにはさすがに閉口してしまう。
10時間メールチェックをしないと1000通を超える迷惑メールが溜まるのである。
正確にはウィルスに感染したパソコンがメールを撒き散らすウィルスメールというものらしい。
仮にこんな状況が1ヶ月続いたら、一体どれだけのメールが来るか計算してみると何と70万通は軽く超える事となる。
試してみる事にした。
・・・という無謀な考えはすぐさま止めたが。
ネットショップで使うアドレスは不特定多数を相手にするため、特定のアドレス以外を受信拒否する訳にもいかない。
そこで唯一できる手段は、メールアドレスを変更する事である。
ホームページ上で使っている2つのメールアドレスをショッピングカートプログラムのCGI設定まで全部変更する事はもちろん、旧アドレスにメールを送ってくる会社・知人などにアドレス変更を伝えなければならないというやっかいな仕事までも増える訳だが・・・
とにもかくにもかなりの手間と時間をかけて新メールアドレスへの移行作業は終了したのであった。
格闘が終わったあと、缶ビールを片手に何気なくメールチェックをしてみた。
ホームページに新アドレスを掲載してから1時間も経っていない。
何と!迷惑メールが3本も来ていた。
こんな無益な作業を定期的にしなければならないハメになるかもしれないと考えると・・・
その内、グッスリーの注文はFAXのみの受付けになるかもしれません!?
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さて、このコラムだけを見に来る人が少なくないが、このコラムはあくまでも「エコロジーふとんグッスリー」のおまけである。
(決してメインでは無いのです!)
そのメインのショップ部門も含め、単独サイトで頑張る?こと実に6年目を迎える。
こんなサイトではあるが、現在アクセス数は年間10万ページアクセスを超え、ショップでのお買い上げも結構いただいている。
そこで、この際出店の金銭的ハードルが格段に低くなった楽天にショップ部門を移行させようと2月末に契約をするという暴挙に出たのである。
コストを掛けないよう、暇を見ながら自分でサイトを作成する事とした。
「店舗作成4日間プラン!」なんて直ぐにでもオープン出来そうな魅惑的なメールが毎日楽天から送られてくる。
契約1ヶ月後の3月末時点で、一つの商品も登録が出来ていない。何しろ3月の手帳を見るとなんにも予定が入っていない日は2日しかなく、呑み会は15日もあったのである。
(何も、呑みに行く必要は無いのであるが)
これではいつオープン出来るか予測すらつかず、そもそも無謀な計画だったのかもしれない。
楽天には、オープンアドバイザリー部という所があって、担当のおねえさんから時々電話が来る。
私はほとんど会社にいないので滅多に捕まらないため途中から携帯に電話が来るようになった。
何をアドバイスしてくるかと言えば、一日でも早くオープン出来るようにいろいろとアドバイスをしてくれるのである。
ある日の会話・・・
「いや〜、忙しくて・・・」
「頑張って早くオープンを目指しましょう!」
「今夜も呑み会だし・・・」
「呑みに言ってる場合ではありません!」
・・・・・確かにその通りである。
それから少しだけ奮起する事さらに1ヶ月、とりあえず商品数を大幅に絞ってまずはオープン申請。見事?申請が通って4月30日オープン!。
実際に楽天の検索に引っかかるのは5月1日からという事である。
これで、注文がドンドンと入って・・・
などとはカケラも思っていないが、1年くらいかけて、楽天の出店料が取れる分くらいの売上げ水準になれば・・・と物凄い低い目標でのスタートである。
楽天のあのおねえさんがこのコラムを読んでいたら、また携帯に「もっと真面目にやりなさい!」と電話が来るに違いない。