エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2006/01/02
年頭所感?
 最近、体重計を買い換えた。。
数年前から、1,000円でお釣が来たデジタル体重計を使っていたが、さすがに壊れた。
 乗る位置がちょっとズレると誤差が2kgも出るようになってしまった。
 ダイエット中の方にぜひ差し上げたい所だ。
瞬時に2kgのダイエットが可能である。

そこでこの際だから最新のものを購入した。
体脂肪測定が出来るものは以前より普及しているが、今回購入したのは内蔵脂肪・基礎代謝量・代謝率・筋肉量なども測定出来て、体重も100g単位で表示されるすぐれものである。

私はヤセ型で体脂肪は以前より12%ほどである。だが、私のようにアルコールをたしなむ?人種は、総じて肝脂肪などの内臓脂肪、いわゆる”隠れ肥満率”が高い。そこで早速測定してみた。
 何と!私の内臓脂肪率は、最低ランクだった。

これで忘年会シーズンを心おきなく過ごす事ができた。さすが最新型体重計である。
   (使い方が違うような気もするが・・・)

忘年会シーズンも終わり、年内に1話位は更新しないと・・・と思っていると年が明けてしまった。
 で、2005年中に書きたかった時事コラムを圧縮して並べる事とした。
  (注:解凍ソフトで解凍しても増えません!)

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@凄まじいブログパワー

 日記型の簡易ホームページとも言える”ブログ”人口が急増しているらしい。
(ちなみにこのコラムはブログではありません!)

昨年3月末時点の総務省の推計値によると、ブログ作成者(ブロガー)は延べ335万人もいるというから驚きだ。
(対して、昨年の巨人主催試合の観客が延べ300万人を割りました
  ・・・案外関連があるかもしれないぞ〜!?)

複数のブログを持つ人もいるので、純数で165万人がせっせとブログを書いている事になるそうだ。
 何と日本国民の約75人に1人がブログを書いている事となり、約27世帯に1軒の割合でブロガーがいる計算となる。
(これは都市部のゴミステーションの適正配置数とほぼ一致する)

月に1 回以上ブログを閲覧している利用者の数は1,651万人だそうである。
(これは日本の糖尿病患者数とほぼ一致する
     ・・・それはそれでスゴイ数字である)

 しかも益々増加の一途をたどっている。
総務省によると、2007年3月末には、ブロガーが延べ782万人、ブログ閲覧者は3,455万人と予測している。
(石を投げればブロガーに当たる時代が目の前に迫っている)

ちなみにこのままのペースで増え続けるとどうなるか私が試算してみると、2013年3月末にはブロガーが1億人、ブログ閲覧者が3億1千万人となる。
  (これでは、人口が足りない!どうしよう?)

 さて、私は今の所ブログをするつもりは無いし、このコラムをブログに移植するつもりも無い。
 何しろ、こんなノンビリしたペースの更新では、ブログのカレンダーがスカスカになってしまい閑古鳥ブログになること請け合いだ!
 当然、更新ペースを早めるつもりも毛頭無い!
   (って、威張る程のものでも無いが・・・)

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Aマンション偽装問題

”姉歯”という珍しい姓がある事を知った。
現在、全国の姉歯さんは、何となく肩身が狭い思いをされている事を思うと、心中察して余りある。

10年程前、とある団体の交流でロシアのサハリン(旧樺太)へ3度も渡航してしまった。
 正確に言うと2度は交流事業で、3度目は私的に4人で出かけた。
 その三度目の渡航は、何しろたまにしか出ない稚内からの定期船が出発する5日ほど前に4人で「行こう!」と思いつきで決めた事で始まった。
 で、チケット等の手配係は何故か私になった。
(私は未だにいろんな団体で旅行幹事をさせられ、いやさせて頂く場合が多い・・・何でだろ?)

早速、東京のロシア関連専門の旅行会社に電話をすると、客室は空いているが、出航まで1週間を切ったのでビザ発給が間に合わないとの事。

仕方が無いので、札幌のロシア総領事館に電話をする事にした。
流暢な日本語で出たロシアの担当官に至急のビザ発給をお願いしたら、「1週間後発給5千円、2日後発給1万円、翌日発給3万円!」と即答された。
      ビザ発給も金次第!である。
(ソ連邦&社会主義体制が崩壊し3年程しか経っていなかった当時だが、ロシアは凄い!と思った)

 で、1995年州都ユジノサハリンスクに初めて行った時の印象だが、4〜5階建て位の古いアパートが多く目立つ。 (一軒家は比較的少なかった)
その構造は、3m角程のコンクリートパネルを積み木のように積み上げた構造である。
素人の私が見ても、これで地震に耐えられるの?と思ったものである。

その直後であった。サハリン北部で大地震があり、ネフチェゴルスクという街が地図上から消えたのである。
 あのコンクリートパネル製アパートは脆くも全壊してしまった。
日本の建築基準法を通った建物ではありえないと当時感じたものである。

 実は同年、阪神淡路大震災の直後、ボランティアで芦屋に行き、地震の怖さを体感した私だが・・・

あれから、10年。日本の建築行政・一部の業界の信じられない無責任体質が、震度5程で倒壊するマンションの建築・販売を放置していた。


           UP

 そして、奇しくもあの総合経営研究所(総研)が、”経済設計”という触れ込みで進めていたのが”大型パネル工法”であり
「海外で独自に探し、取り入れた」と宣伝していた。
    (海外って何処なんだろう?)

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B不審者
対策

 子供達を襲う異常な事件が後を絶たない。
人口2万4千人程のわが街でも、小学生が不審な男から声を掛けられた等の報告が複数ある。
 そこで、学校・PTA・警察・自治会など、地域ぐるみの防犯体制を進めている所である。
(私にも、防犯の協力文書が山のように来る。
なにしろ小学校評議員・交番連絡協議会委員・自治会長などをやっているからだ・・・
   何でもやればいいってもんじゃない!?)

学校帰りの小学生に、「こんにちは、元気だね。」
なんて声を掛けたら、もう不審者になってしまう可能性がある。何とも嫌な時代になってしまった。
 実際、わがまちでも登下校の防犯パトロール中、児童に声を掛けていた学校の先生を見た市民が、「不審者がいる!」と通報したという、何とも笑えない事態が起きている。
(そこの父さん!ヨレヨレのジャージ姿で、自分の子と散歩でもしたら通報されるかもしれないぞ〜)

そこで、街角で防犯パトロールをする場合、防犯タスキや防犯腕章などを着けて、不審者でない事をアピールする必要がでてきた。
 しかも極力声を掛けないという条件付きである。

さらに不審者が防犯タスキを偽造したらどうする?
という新たな不安まで出てきた。
まさに人間不信の連鎖反応である。
 人格形成において非常に重要な時期である子供たちが、この異常な人間不審社会の渦の中で育っていくのは、本当に寂しい限りと感じる今日この頃であります。
(これから親子の散歩も”私たちは親子です!”と書いたタスキが必要になるかもしれない!?)

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Cナショナル石油暖房機対策

1985年から1992年の間に製造されたナショナル製排気筒つき石油暖房機の欠陥で、場合によっては死亡事故に至る事が判明した事は、皆さんご存知の事と思う。

そもそも最初のリコールの時、きちんとした対応をしていれば、ここまで大きな問題にならなかったと思うが、現場の技術屋が不完全と訴えた部品交換で乗り切ろうとして新たな悲劇が生まれた。
 さすがに事の重大性に気づいたナショナルは、対象機種の5万円での買取りも含めて、大々的な告知PR作戦となったのである。
 天国で、偉大なる創業者 松下幸之助氏が嘆いているのが聞こえてきそうである。
現経営陣は、幸之助氏の経営哲学・人生哲学を読んだ事があるのだろうか!  
 (ちなみに私は殆ど読んだことが無いぞ!)

何しろ年末商戦真っ只中、ナショナルは全コマーシャルを、「ナショナルから大切なお知らせ」として欠陥石油暖房機の回収・修理のCMに切り替えた。
 ゴールデン・タイムにこれでもかとこのCMを入れるものだから、不謹慎ながら「またかぁ」と思った次第である。
(年が明けてみたら、いつの間にかナショナル製品のCMが怒濤のように流れているが・・・)

さて、そのリコールCMは、
「1985年から1992年まで製造された・・・」では無く、「14年以上前に製造された・・・」で始まる。

私はこのフレーズが何とも釈然としない。
「14年以上前に製造された製品だから、もう殆ど使われていませんでしょうが・・・」とか
「14年以上前に製造された製品ですが、こんなに力を入れて回収しています」と聞こえるのは私だけだろうか?

さて、5万円回収を聞いて、慌てて物置を探した人が少なからずいたに違いない。
 タッチの差で処分していたりして、
         「ちっくしょ〜」
    と、何処かから聞こえてきそうだ。

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Dハリポタ第4作を観る

言わずと知れた映画「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」である。
 私は映画第1作をTVでちょっと観ただけで、第2作・第3作は観てもいない。
  (当然だが、原作を読むはずも無く・・・)

しかし小6の三男坊のリクエストで、12月の日曜日、仕方なくシネコンへ。

長々と3時間近い作品だが、三大魔法学校対抗試合が繰り広げられるという至極単純なストーリーだから、いきなり第4作を見ても何の問題もない。
(原作者は最終作第7作の執筆にかかったみたいだが、映画が最終作に追いついた頃には、主役のダニエル・ラドクリフ君はいいオッサンになっているかもしれないぞ〜!?)

さて、この映画の感想は・・・
「凄いCGだ!」「さすが金かかってるセットだ!」
に尽きた。

そう言えば夏休みに、これまた三男坊と同じシネコンで観たスピルバーグ監督「宇宙戦争」もそうであった。とにかく宇宙人が執拗に襲ってくる超単純ストーリーで、私の感想と言えば・・・
「凄いCGだ!」「さすが金かかってるセットだ!」
であった。

って言うかぁ、何の迫力もないチンケなテレビで、この2作品を観たら、何が面白いのだろうか?

あらら、年の初めから、映画ファンを敵に廻してしまった・・・




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