エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2004/05/04
オーストラリア研修?記 「後編」
オーストラリアに着いて2日目の朝、ゴールバーン市からシドニーのホテルまでバスがお迎えに来た。
 予定の時間をしっかり30分遅れるオーストラリア時間?でのお迎えである。

「今日は、鉄道のストライキがあって、道が混んでて」と迎えに来たJ氏が一応言い訳を言っていた。
後で分かったが、鉄道は1日3往復しか無く、何だか渋滞説は怪しい。ゴールバーンに向かって走る高速道路もガラガラだった。

移動時間も予定を越えて、ゴールバーン市到着は約1時間遅れだ。

事前に送られていたゴールバーン市での30分刻みの視察日程は一体どうするんだろう?と思っていたが、そんな心配は無用であった!

ゴールバーン市滞在中のスケジュールは、訪問団の誰一人にも相談無しで、ニコニコしながら彼らはどんどん予定を変更してしまう。

終わってみれば、ここもあそこも行ってないないよね状態である。さすがオーストラリア!!
         私は好きだなぁ〜


 さて、ゴールバーンも含め夜は殆どフリーなので、当然パブに行かなければ?ならない。
 イギリス色の濃いオーストラリアでは、たくさんのパブがあり、つまみ類なしでひたすら酒を呑む人々で大賑わいである。

 ビールでもウィスキーでも一杯がオーストラリア・ドルで3ドルから4ドル。日本円で300円前後であるから、1軒のパブで3〜4杯呑んで、3軒ハシゴしても3千円くらいと、まことにリーズナブルである。
    (やっぱ、オーストラリアはいいなぁ〜)

  パブの風景
           ゴールバーンの とあるパブ

この写真のパブでビールを同行のさんと呑んでいたら、お店の人が話しかけてきた。
 よくよく聞いてみると「ビールの回数券を買わないか?」と言っている。
  (そんなに呑むとでも思ったんだろうか?)

パブの失敗談を一つ。
私の英語力を最大限生かして、あるパブで有名なスコッチの銘柄をオン・ザ・ロックで注文。
「OK!」と言って出てきたのは、白い見たことも呑んだ事も無いロングカクテルだった。

別のパブでカクテルの「マティーニ」を頼んだら、出てきたのは下の写真の通り、これまた呑んだ事も無い真っ赤なカクテルだった。

      カクテル

まぁ、Good day をグッダイと発音するお国だから、私の流暢な?英語は通じないのであろう。


 移動も含め約3日間滞在したゴールバーン市を後にしてシドニーに移動して1泊。翌朝ブリスベン行きの飛行機に乗り、ゴールドコーストでオーストラリアの最終日を迎えました。

ゴールドコーストでは、現地添乗員さんが「顔写真入りの記念ワインを一本サービス!」というあるワイン・ショップのサービス券をくれました。

           UP

タダなら行こうと、6人でそのワイン・ショップへ。
で、2Fにあるそのショップへの階段を上がると・・・

  ワイン・ショップ
           高そうなワインがずらりと・・・

で、何だか怪しい雰囲気の中、6人揃ってデジカメで写真取り。早い話、デジカメで撮った写真をインクジェット・プリンタでラベル用紙に印刷してワインに貼るだけの事ではあるが、少々時間がかかる。

「お待ちの時間、別室でワインの試飲を・・・」と日本人女性店員さんに言われるがままに試飲室に。

 「これは日本で買うとウン万円のワインですが、当店では40ドル(約3600円)です!」とおちょこみたいなグラスに入れてくれる。
 5種類くらい試飲させてくれたけど、少なすぎて美味しいのかどうだかさっぱり分からない。

「5本買うと貴腐ワインを1本サービス。しかも送料格安。10本買うと貴腐ワインを2本サービス+送料無料です!」と店員さん。

「あ〜あ、こんな所で買うのは日本人くらいだろうなぁ〜」と思った瞬間、X氏が「5本買う!」と・・・
      (あ痛たた・・・思うツボじゃん)

「じゃあ、みんなも少しずつ買って10本にして送料をタダにしよう!」って話が始まり、優しい私は結局1本だけお付き合いを・・・。
 (私は、コンビニで売っている780円のオーストラリア・ワインとの違いは分かりませんでしたが・・・)

後で分かったが、このワイン業者、在庫を日本に置いてあり、そこから発送しているみたい。
(10本買ったら送料無料なんて恩着せがましく言うな!!)

ちなみ、私がもらった写真付きワインはお土産にする程のものでは無いし、重たいのでその夜ホテルで呑んじゃいました。
当たり外れの無いオーストラリア・ワインと言われますが、例外はあるものです。(トホホ)


さて、オージー・ビーフで有名なオーストラリア牛肉ですが、どこの店でもステーキははっきりいって硬くて美味しくない!
 しかし、ゴールドコーストの日本料理店で食べたステーキが一番でした。
  (料理だけは日本がやっぱり一番かも・・・)

  鉄板焼き風景
       目の前の鉄板でジューシーに焼いてくれる。


そうそう、たびたび話に出てくるX氏。外国の小銭や紙幣をいつまでも持って歩いているので、私が「最終日だからこのお金、コンビニで使ってきてあげる!」と取り上げて見てみると、イギリス・ポンドに中国元。中には旧日本帝国政府発行のフィリピン・ペソ紙幣もありました。
      いったい、どうすれっていうの?


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