エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2003/08/03
『イヌ・ネコ』 ペットで思う事
 お父さんがチワワに見つめられ・・・
「どうする?○○○○」っていうサラ金CMのシリーズが始まってから、チワワ人気に火が付き、チワワの価格が急騰しているそうである。
あのチワワの眼差しに取り付かれた人が少なくないらしい。
(でもあのCM、根本的にサラ金で借金してでもペット買えって風にしか見えないし、ましてやペットとペア・ルックも借金で買えって?・・・)

思えば古くはTVシリーズ「名犬ラッシー」で火が付いたコリー犬ブームや、映画「植村直己物語」で大ブームになったシベリアン・ハスキーなど、今や殆ど見なくなってしまった。
このチワワブームも、人間のご都合で大繁殖が行われ、ブームの終焉と共にどうなる事やら・・・
        どうする?○○○○

少子化が益々進んでいる。日本の15歳未満、つまり義務教育世代までの人口は、現在約1800万人である。
同じく、現在この日本で飼われているイヌ・ネコの総数もほぼ1800万匹だそうである。
 もはや中学生以下の人口が、イヌ・ネコの数を下回るのが確実となってきた。

それでも何故かこの国は、この少子化問題を真剣に考えようとしておりません。
あ〜、考えていたいた!働く世代がどんどん減り、年金も老人福祉もこのままじゃもうじき破綻するので、近い将来消費税を2ケタにするそうです。
 これでは、可処分所得が益々減り、お金がいっぱいかかるこの国の子育てを考えると、更に少子化が進む可能性が大です。
 イヌ・ネコが2匹に対して子供が1人という時代が来るかもしれません。
子供服店の半分はペットショップに看板替えすることになるでしょう。  (違うか?)


 私は、一つ心配がある。
それは『雑種犬の絶滅』である。

気がつけば、この田舎でも野良犬を全くという程見なくなった。
よく言えば、ある部分保健行政が徹底されたと言う事だろうが、どうして犬だけそんなに目の敵にされるのだろうか?

 昔は、飼い犬の殆どは雑種で、そこに野良犬がやってきて色んな遺伝子が交換されていた。
 気がついたら、鎖で繋がれた飼い犬が妊娠していたなんて日常茶飯事だった。

 当時の飼い犬の多くは、軒下に繋がれ、散歩も殆どしてもらえず、エサは残飯だ。
もともと肉食獣であるイヌにゴハンに味噌汁かけても元気なんて出ないし、毛艶だって最悪だ。
肉類なんて当然貰えない。(その前に人間さまだって、そうそう肉なんて食えない時代だったが・・・)
そんな犬が昔はそこらじゅうにいた。

「子犬あげようか?」って、まだ目も開いていない子犬数匹の中から、何となく気に入った子犬を貰って育てたら、あんなに可愛かった子犬が、「どうしてこんなのになっちゃったの?」っていうのもザラで、育ててみなきゃ判んない雑種犬独特のスリル?も味わえた。
 また、「何が混ざったら、こんな犬が出来るんだろう!?」っていう摩訶不思議な犬を目にする事も少なくなかった。

ほとんど構われる事もなく、ろくな芸もしないが、何とも憎めないその雑種犬が、野良犬の一掃と、飼い主の血統主義により、子孫を繋ぐ機会をことごとく失われ絶滅の危機を迎えようとしている。

岩手県と茨城県のハーフのおばさんが、何もおフランス原産の犬を飼わなくたっていいと思うのだが。
 (別に岩手と茨城に悪意はありませんヨ!)

私など、訪問先で足元にキャンキャン吠えかかる血統の良さそうな室内犬などに会うと、飼い主には


           UP

「かわいいですね!」って一応言うけど、心の中では「こらこらチビ犬!あんまり吠えると蹴飛ばすぞ!」
な〜んて、考えているか?いないか?
        さぁ、どっちかな〜?

と言うことで、私の予測によると雑種犬は近い将来、天然記念物に指定されるかもしれません。
そこにいるちょっと悲壮感ただようショボクレ犬も、丹頂鶴やイリオモテヤマネコへの仲間入りをする日が近いのです。  (本気にしないで下さい)


ネコについても考える・・・

考えてみれば、ネコほど好き勝手・自由気ままに生活しているペットはいない。
イヌのように鎖に繋がれず、好きなとき外に出て、好きなとき帰ってきて、好きな時好きな人だけに擦り寄ってくるし、妙に媚びたりもしない。
 私が、来世にペットとして生まれ変わるハメになってしまったら、第1希望はやっぱりネコだろう。
(ところで神さまは、死後の世界で第3希望位まで聞いてくれるんだろうか? やっぱ内申点悪いと希望先なんて聞いてくれないかもしれない・・・)

 しかしである。ここの所、由緒ある血統のネコたちも増え、彼らはネコ唯一とも言えるその自由な特権を剥奪され、その殆どが自宅軟禁されている。
   (どっかの軍事政権国家のようだ!?)
飼い主にしてみれば、リッパなネコちゃんを外に出して、汚れてきても困るし、ケガでもしたらさあ大変。ましてや不純異性行為でもしてきたら・・・
 で正真正銘のイエネコとなるのです。
人間様の世界では、殆ど絶滅してしまった”箱入り娘”と相通ずるものがあるのです。

 さて、イヌと違って、本来の自由奔放の雑種ネコの世界は暫らく安泰である。
なぜなら、野良ネコも含め彼らは保健所に追い回される心配が無いのです。

 つまりネコの世界では雑種犬の危機とは異なり、血統宜しい自宅軟禁ネコと、自習奔放なんでもありの雑種ネコの世界に2分化されているのです。
 人間様の最近のギャルを見ていると、殆どが後者のように見えるのは気のせいでしょうか。
それに比べ、保健所は何もしていないのに野良犬のようにたくましい若い男は殆ど見かけなくなってしまいました。”日本男児”はもはや絶滅の危機であります。
(そのうち日本男児は箱入り娘と共に天然記念物になるかもしれません!?)


 さて、「犬猫のような扱い」と言う表現がある。
人を人と思わないような扱いのことである。
が、今はどうだろう。現在のイヌやネコは、栄養バランスを十分に考えられた専用食を与えられ、ペット病院、ペット美容室、ペット温泉、最期にはペット霊園まで整い溺愛されているペットたちの多いこと・・・。
 それに引き替え、500円玉ワンコイン小遣いのお父さんなんて、「とにかく腹に入ればいい!」って栄養のバランスなんて二の次の格安ランチに並んで頑張っているのである。
  「ああ、犬猫のような扱いを受けたい!」
と言うのが、このデフレ時代のお父さんの率直な気持ちかもしれない。 
 (しかも溺愛される・・なんて事は微塵も無く・・・)

我家のペットといえば、3年以上も長生きしているみどり亀が一匹いるくらいである。
「亀がたった3年位でどうしたの?」と思われるでしょうが、我家のペットは何故か短命で終わる場合が多く、3年といえば、物凄く長生き(ラッキー?)なのです。
 そうそう5年ほど前、当時小学生だった次男坊が飼っていたインコの”ピーコ君”は外に散歩に行ったきりいまだに帰ってきません。
ピーコ君。どこに行ったんだい?そろそろ帰ってきていいよ!



      ほぼ月刊コラム TOPページへ